DIYでのリノベーションにかかる費用
DIYでのリノベーションにかかる費用
リノベーションを行う際にできるだけ費用を抑えるため、DIYで行うと言う人も多いのですが、実際にかかった費用を後で計算してみると思ったほど削減することができていないと言うケースは少なくありません。
これはプロが行う場合に比べて材料の購入にかかることが大きくなってしまうことが多いほか、様々な資料や施工を行うための道具などを新たに購入しなければならないため、その分お金がかかってしまうことが多いためです。
DIYで頻繁にリノベーションを行うと言う事はほとんどなく、多くの場合にはいちど行ったら購入した工具などはほとんど使用しなくなってしまうため、その分が金銭的に余分な負担となります。
また出来栄えもプロに比べると様々な面で荒くなってしまうことも多いため、思ったほど金銭的な削減効果を上げることができないというのが実態です。
熟練すると効率的に材料を使用し、作業効率も良くなるため金銭面で安くすることが可能となってきますが、それほど熟練した効果を上げる事はなかなか難しいのが実態となっています。
家のリノベーションとDIYとはどういう違いがあるのか
DIYとは「DO IT YOURSELF」の頭文字を略したもので、端的に言えば日曜大工のことです。
家のことであれば壁をペンキで塗ったり、手すりを取り付ける、あるいは食器棚を造るなど、素人の方でも可能な範囲で行う大工仕事を指します。
DIYはあくまでも個人の趣味として行うため、工事の規模や費用は小さくなるのが一般的です。
それに比べ、リノベーションは工事も費用も大きくなるのが通常です。
それもそのはず、リノベーションは新築した時点よりも、さらに建物の価値を高める工事だからです。
リノベーションすることによって、建物の機能やデザインあるいは利便性の向上を目指し、結果的に建物全体の価値を高めていきます。
ただし簡単な工事であれば、費用を低く抑えるために、あえてセルフリノベーションを選択するケースも見られます。
これならば自分で材料や工具類を用意し、人件費もかからないため、施工会社に依頼するよりも、工事のコストを安く済ませることが可能です。
いずれにしても、それぞれのタイプについて工事の規模や費用の違いを、よくチェックしておくべきでしょう。